カテゴリ:南米訪問( 15 )

 

帰国しました

 アルゼンチン・ブエノスアイレスからイギリス・ヒースロー空港を経由して帰国しました。帰りはホテル出発から帰宅まで、乗り継ぎ時間(ヒースローで5時間30分、羽田で2時間30分)を含めても35時間余、西風に乗った分だけ時間短縮できました。

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  (写真・ブエノスアイレスを飛び立つと、眼下には豊かで広大な大地が続いていました)

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  (写真・山形県境の鳥海山周辺は冠雪と見事な紅葉に染まり、美しく輝いています)

by shouichiro_sato | 2017-10-25 22:11 | 南米訪問 | Comments(0)  

播磨留五郎さん

 ブエノスアイレスから車で1時間30分余、ラ・プラタ市にあるウルキーサ移住地で播磨留五郎さんを訪問しました。播磨さんは北秋田市森吉の出身で72歳。ブエノスアイレスでも有数の切り花生産者で、ご家族8人で暮らしています。

 播磨さんはパラグアイへ入国して農場で働いた後、更なる居住地を求めてアルゼンチンへ移動。5年ほど働いて資金を蓄え、40年程前に現在の移住地に入ったとのこと。同地には他にも県内出身者が数名いて、お互いに交流を深めて頑張っておられました。男性陣が焼いた肉(当地では肉を焼くのは男性の役割です)をご馳走になりながら、きょうまでの苦労話や故郷の思い出などを語り合ってきました。

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 (写真・堀井啓一副知事と一緒の播磨さんご一家。昼食会後に播磨家の庭園で)

by shouichiro_sato | 2017-10-23 12:38 | 南米訪問 | Comments(0)  

在亜秋田千秋会

 アルゼンチンには秋田県から昭和16年までに208人、戦後は昭和24~30年に58人、同31~40年に121人、同40~58年まで22人、移住年次が不明な人が26人いて、合計435人が移住しています。その有志が集って県人会を発足させたのは昭和22年(1947年)で、それから70年が経ち、きょうは記念式典が開かれました。

 集まったのは2~3世のご家族200人余。式典に秋田県訪問団が参加するのは、50周年の時に当時の寺田典城知事らが出席してから20年ぶり。会長の藤井パオラさん(日系3世、以前に研修生で来秋、初の女性会長)が「これからも交流を深めて、共に頑張っていきましょう」と挨拶。堀井副知事や鶴田県議会議長、古川義一・在アルゼンチン日本大使館一等書記官領事、三田村達比呂・国際協力機構アルゼンチン事務所長らが祝辞を述べています。県では20年間に会長を務めた7人と参加者全員に、秋田から持参した記念品を贈りました。

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 (写真・70周年記念式典で祝辞を述べる鶴田県議会議長。ブルザコ日本人会館ホール)

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 (写真・2年ぶりに再会した仙北市出身の大信田さんのご家族と。孫のマヌエラさんは日本に留学する夢があり、現在は英語と日本語の勉強に頑張っているとのこと)


by shouichiro_sato | 2017-10-22 13:04 | 南米訪問 | Comments(0)  

故高岡せいさん

 ブラジル日本移民の保健衛生の祖である高岡専太郎博士のご令室・故高岡せいさんに、モジダスクルーゼス郡の文化体育農事協会から贈られた感謝状が、アルファ・ヴィレにある高岡グループ本社ビルの社長室に掲げられていました。(写真)  移民の創世期には風土病との戦いや子どもたちへの教育など、幾多の困難に立ち向い、県出身者が力を合わせて生き抜いてきたことを知り、先人の歩みに深い感動を覚えました。

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   (写真・本社ビル26階にある社長室から見える、発展するサンパウロの都市)


 さて、高岡博士の孫にあたる高岡マルセロ会長が手掛けている都市計画の現場を視察した後、夜8時前にサンパウロ空港を出発。約3時間でアルゼンチン・ブエノスアイレスに到着しました。深夜にもかかわらず、「在亜秋田千秋会」の会長・藤井パラオさんや前会長・アルバート・マリオ・村木さんの出迎えを受けています。明日は午前中に、日系人の心の拠り所で移民の歴史が刻まれている市内の日本庭園を訪問した後、郊外のブルサコにある日本人会館に移動し、午後5時から同県人会の「70周年記念式典・秋田招宴」が開催されます。

by shouichiro_sato | 2017-10-21 13:43 | 南米訪問 | Comments(0)  

ブラジル秋田県人会

 ブラジル・サンパウロでは19日午前、中心部のイビラプエラ公園にある「ブラジル日本移民開拓先没者慰霊碑」を参拝し、団長の堀井啓一副知事と県議会の鶴田有司議長が献花し、全員で参拝。午後は「移民資料館」や日本政府が昨年5月に開設した「ジャパンハウス」を視察。夜には秋田県人会館でブラジル秋田県人会(会長・川井昭さん)との懇談会に参加しました。県人会の役員やご家族、それに在サンパウロ日本国総領事・野口泰さん、東北各県の県人会長など70人以上が参加。会員の皆さんの手作りによる料理で歓迎を受けました。

 私は同県人会創立55周年記念式典が開かれた2年前にも訪問しており、多くの参加者とは嬉しい再会となりました。
 
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   (写真・開拓先没者慰霊碑に献花する、左から鶴田県秋田議会議長と堀井副知事)

by shouichiro_sato | 2017-10-20 20:19 | 南米訪問 | Comments(0)  

40時間の旅

 18日、午前4時30分起床。5時15分に自宅を出て、秋田空港へ。7時35分発の全日空402便で羽田空港。同空港9時10分発のリムジンバスで成田空港へ移動。成田発12時55分の英国航空0006便でロンドン・ヒースロー空港へ。約13時間の飛行で、現地時間午後17時50分頃到着。

 ヒースロー空港第5ターミナルから第3ターミナルへ移動。21時10分発ラタム・エアラインズ・ブラジル(BA3321便)でブラジル・サンパウロ空港へ。約13時間の飛行で、現地時間19日の午前6時10分頃、同空港到着。入国手続きを経て市内ホテルへ向かうも、大渋滞の連続で、ホテル到着は9時頃(日本時間19日午後5時頃)。自宅を出て約40時間の旅でした。

 南米に移住した多くの秋田県人の中で、アルゼンチンにある「在亜秋田千秋会」が創立70周年を迎えることから、県の南米訪問団派遣事業の一員として、ブラジル、アルゼンチンを訪問します。帰国は25日です。

by shouichiro_sato | 2017-10-19 23:21 | 南米訪問 | Comments(0)  

日本に帰国

 3回も飛行機を乗り継いで、ようやく?秋田に帰りました。乗継地では2~4時間の時間があったとはいえ、機内食が6回も続いて身動きできない時間が長く、丈夫だったはずのお腹もパンパン。機内では乾燥状態?が続いたためか、寒い秋田に着たとたん「鼻カゼ」のような状況になっています。

 ところで、訪問中の出来事は出来るだけブログで報告しようと思っていましたが、朝から夜まで行事が続き、その上、夜のレセプションにはアルコールがつきものですから、毎日 (執筆中) のものばかりでした。この後、内容を追加して記載しますので、ご了承ください。

 それにしても、遠かったですネ。さらには今から100年以上前、その地を目指して日本から渡った人々の想いやその後の苦難を見聞すると、何とも言えぬ複雑な気持ちでした。しかしながら、それを生き抜いて来られた皆さんに接して、人間の逞しさも感じた訪問でした。

 ブラジル・サンパウロ市の公園にある南米移住者の「開拓先没者慰霊碑」に籠められた「先没」の文字を、心に染み込ませて帰国しました。

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  (写真・ブラジルで最初に訪ねたのは「開拓先没者慰霊碑」。佐竹敬久知事と渋谷正敏議長が献花し、訪問団一同が拝礼してきました。揮毫は碑建立時の日本国首相・田中角栄氏。現地時間10月24日の午後)

 訪問中にお世話になった皆さんや、出会った多くの皆さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

by shouichiro_sato | 2015-11-02 21:28 | 南米訪問 | Comments(0)  

アルゼンチン

 昨日の歓迎会に続いてきょうは、在亜秋田千秋会の皆さんとこれからの交流事業について意見交換をしました。

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  (写真・在亜秋田千秋会の役員の皆さん。午前10時過ぎ、港に隣接するレストランで)

 同会は再来年に創立70周年を迎える、南米では最も歴史のある組織です。当初は農業で移住した方が大半でしたが、今では職業も様々。皆さんからは「日本で勉強した人が多くいる。是非とも県費による研修制度を今後も継続してもらいたい」との声が多く寄せられました。最近秋田で研修し男女3人も駆け付け、貴重な体験だったと話していました。佐竹知事はこれからも研修事業を継続したいと応えています。

 ところで、アルゼンチンと言えば「タンゴ」が有名です。旧市街にある古い港町では、街中でタンゴを踊るカップルに出会いました。 (写真下)

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 さて、現在のアルゼンチン・ブエノスアイレスの時間は、31日の午前1時。南米にある3ヶ国の秋田県人会との交流事業もすべて終了し、間もなく、3時過ぎにホテルを出発して帰国の途につきます。ブエノスアイリスーサンパウローロサンゼルスー仁川を経由して、秋田空港に帰るのは11月2日の午後の予定です。帰りは気流に逆らって飛行することから、乗り継ぎ時間を含めて約40時間もかかると予想されます。

by shouichiro_sato | 2015-10-31 13:00 | 南米訪問 | Comments(1)  

日系人

 アルゼンチン・ブエノスアイレスに移動し、同国に移住した秋田県出身者やそのご家族で構成する「在亜秋田千秋会」(会長・村木エルネストさん)の皆さんの歓迎を受けました。在亜秋田千秋会は再来年に創立70年を迎える、南米で最も歴史のある組織で、県費による留学生も多くいます。

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(写真・父母が秋田県出身で2世の村木会長が日本語で歓迎の挨拶。市内のレストラン)

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  (写真・左からアルゼンチンに来て57年になるという仙北市角館出身の大信田和男さん。日本に留学したいと話す孫の大信田マヌエラさん。清水アルマンドさんは秋田県出身者の2世と結婚されています。テーブルにあるのは牛や豚、鶏を焼いた同国の名物料理、パリージャダ。ボリュームがあり過ぎて手が出ません?)

 県出身者は職業も様々で、3世、4世ともなると日本語が理解できない方も多くいます。県費で日本(秋田)へ留学した経験を持つ岩間ルシアさん、ペルゾ エセキセルさん、佐藤アナさんは「人生を方向付ける留学だった。若い人たちが秋田で勉強できるよう、是非とも継続してほしい」と話しています。

by shouichiro_sato | 2015-10-30 18:57 | 南米訪問 | Comments(0)  

パラグアイ

 ブラジルから陸路でパラグアイに入国し、日系人で組織するイグアス農業協同組合で地域の農業やコミュニティーについて説明を受け、秋田県から移住した皆さんと懇談してきました。

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  (写真上・イグアス農協が経営する大豆や小麦を貯蔵する5万トン規模の施設。 写真下・交流会では秋田の味と同じ料理を準備してくれていました。イグアス日本人会館で)

 イグアス地域では日本から移住した皆さん等86人でイグアス農協を組織しており、その管内の経営面積は秋田県の耕地面積の半分に当たる、約7万ha。GPS機能の付いた大型農業機械で不耕起栽培の畑作を行っており、小麦や大豆の生産を主体として、製粉加工工場も設置していました。

 秋田県人会のメンバーも、平均400~500haを耕作しており、「販売先の確保が当面の課題だ」と話しておりました。世界の食糧生産の拠点として、しっかりと基盤がつくられていました。

 県人会との交流会には、約600kmも離れた移住地から車で駆けつけてくれたご家族もいて、久しぶりにあった県出身者の皆さんや秋田からの訪問団との交流に、話は尽きませんでした。

by shouichiro_sato | 2015-10-29 10:26 | 南米訪問 | Comments(0)