カテゴリ:秋田県知事選挙( 18 )

 

佐竹氏が3選

 きょう投票が行われた秋田県知事選挙は、現職の佐竹敬久氏(68歳)が、元知事の寺田典城氏と元県議の山内梅良氏に大差をつけて圧勝、3選を果たしました。しかし、当選確定後に出演したテレビでは、記者の質問に対してろれつが回らい?ような対応で心配しました。当選してホッとするあまり、選挙戦の疲れが出たのでしょうか?。

 秋田市長選挙は現職の穂積志氏(60歳)が、元県議の丸の内くるみ氏に大差で勝利し、3選を果たしています。

f0081443_23334773.jpg
   (写真・当選が確定して、NHK秋田の番組に出演した佐竹敬久氏と穂積志氏)

by shouichiro_sato | 2017-04-09 23:28 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選告示

 任期満了に伴う秋田県知事選挙がきょう告示され、元職の寺田典城氏(元参議院議員・無所属・76歳)、新人の山内梅良氏(元県議会議員・共産党・69歳)、現職の佐竹敬久氏(元秋田市長・無所属・69歳)の3人が立候補を届け出しました。

f0081443_22185662.jpg
  (写真・秋田県知事選挙に立候補した3人の候補者。昼のNHK秋田ニュースより)

 前回は佐竹氏が無競争で再選を果たしており、選挙戦になるのは8年ぶり。人口減少が進む中での産業振興や子育て支援、秋田市に整備を計画している新しい文化施設などが争点ですが、候補者が元職と現職、それに2人の知事と対峙してきた元県議だけに、「佐竹県政の継続か、それとも転換か」を問う選挙になりそうです。

 投開票日は4月9日。明日24日から4月8日までは、期日前投票も行われます。

by shouichiro_sato | 2017-03-23 22:24 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選奮闘記⑩ 「フィナーレ」

 選挙運動最終日(11日)は、午前7時30分過ぎに秋田市民市場へ。「秋田、これでいい会?」の山村巌会長の案内で、朝早くから活気のある各店舗へご挨拶。8時には外で待機している選挙カーに戻って、街頭演説を開始。17日間といえども過ぎてしまえば短く感じる選挙戦は、きょう限りです。

 前日には地盤である県南部をさらにテコ入れしようと、遊説日程を変更したり、夜には湯沢市内で個人演説会を開催。選挙漫談家の辻田与五郎さんも「車上運動員」として応援に駆けつけてくれるなど、選挙カーのボルテージは最高潮になっていましたから、最終日もその勢いで大票田の秋田市内を巡りました。

 特に、街頭演説の締めくくりをどう盛り上げるかは、各陣営にとっても知恵のみせどころ。藤本さんは八橋のショッピングセンターで共産党の大型街宣車を使用。佐竹さんは事務所裏駐車場に大勢の関係者を動員。川口さんは駅前のアゴラ広場でお祭りムード。当方は選挙カーのウグイス嬢が「あしたは佐藤、知事には佐藤、ぜったい佐藤」とコールしながら、中央通りから秋田駅前、広小路を通って、午後7時45分に事務所近くの大町「五丁目橋」に到着。

 私はこの場所を選んだ理由として、「県民と県庁の懸け橋になる」。最後は集まってくれた市民の皆様や大勢の支持者、スタッフに感謝して、「17日間というより、前回からの4年間の戦いだった。県民の幸せのためにさらに努力する覚悟を決めた。誇れる秋田をつくっていきたい」と声を振り絞りました。



 《 付 録 ・ 選挙戦が終わって 》

f0081443_13562948.jpg

 4月19日の秋田魁新報のコラムに、知事選挙の話題がありました。昨年8月に立候補を表明して以来、新聞社やテレビ局の記者、カメラマンなど多くのマスコミの関係者と知り合いになりましたが、皆さんは選挙の行方や結果のみならず、様々な角度から観察?されていたのでしょうネ。早朝から深夜まで、県内を駆け巡ってこられた皆さん、誠にご苦労様でした。 

by shouichiro_sato | 2009-04-25 23:04 | 秋田県知事選挙 | Comments(1)  

知事選奮闘記⑨ 「ニアミス」

 遊説12日目の4月6日。北秋田市にある秋田内陸線・合川駅方向に向かって選挙カーを進めると、農協前には大勢の人。私の陣営では同所に動員する計画はありませんでしたから、「北秋田市では5日から市長選挙が始まったし、その街頭演説でもあったのかな・・・」と思ってその中を通りすぎると、近くの旅館前には川口さんの選挙カーが駐車中。当方も駅前の旅館が昼食会場でしたから、その距離は100メートルもありませんでした。

 実は告示から最終日までの17日間、私は他の知事候補者と出会うことはありませんでした。他陣営がどんな遊説をしているのか、候補者は「どういう内容の話をしているのか」気になるのですが、わざわざ訪ねることもできませんので、これが唯一のニアミス?です。

 一方、市長選挙や県議会議員補欠選挙が行われている市では、多くの候補者と鉢合わせ。北秋田市や男鹿市では県議選の候補者と遊説が重なった地域もあり、沿道の市民の皆さんにウグイス嬢は「〇〇候補のご健闘をお祈りします」。続けて「知事には佐藤、知事には佐藤をお願いします」と、連呼。

 秋田市では市長候補の到着を待っている町内を通ったら、集まっている市民の前で市長選の応援に来ていた県議会議員が、「折角だからひと言、挨拶をしてください」と、嬉しいご紹介。選挙が違えば和やかものですが、これが知事選の他陣営だったらどうなるだろうと、思った次第です。実際、最終日には秋田市の住宅街で「さとう」と「さ〇〇」を聞き間違えたためか、あわてて玄関先から引き返す人にも何度か出会いました。

 結局、3人の知事候補者(この時点では候補予定者)の皆さんと出合ったのは告示前の3月23日と24日、県内のボランティア団体などがつくるネットワーク会議「秋田の『なして?』を考える会」(加賀谷七重代表)が、横手市、能代市、秋田市の3ヶ所で開催した公開討論会が、唯一の機会でした。

f0081443_9262611.jpg
 (写真・討論会終了後、花束を手に握手をする左から川口さん、藤本さん、佐竹さん、私です。3月23日、横手市ふれあいセンター「かまくら館」にて)

by shouichiro_sato | 2009-04-24 23:34 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選奮闘記⑧ 「世論調査」

 国政選挙や知事選挙の場合、テレビ局や新聞社などの報道機関は投票日1週間前の土日に「世論調査」を行っています。2年前の参議院議員選挙でも、この調査で秋田県選挙区では優勢と見られていた現職の苦戦が伝えられ、結果もその通りとなりました。候補者や陣営にとっては、この時点での調査結果の数字が当落に大きく影響すると分かっていますから、月曜日の新聞記事が気になります。

f0081443_21185733.jpg その見出しは「佐竹氏先行 追う川口氏」、「佐藤氏、藤本氏伸び悩む」 (写真・4月6日の秋田魁新報「第一面」)

 今回の知事選では、自民党や民主党の統一候補として県出身者のジャーナリストや官僚の擁立を目指したものの、それは実現しませんでした。正月過ぎから、ようやく佐竹さんや川口さんの名前が新聞紙上に登場し、いち早く民主党県連が「川口さん支持」の方針を決定。一方、社民党県本部や連合秋田は寺田知事の路線継承を嫌って佐竹さん支持を表明。やがて自民党県連も佐竹さんの支持を決めたことから、政党色が表面化する選挙戦が予想されました。それ故にわが陣営は、国政の状況を逆手にとって「太郎でもない、一郎でもない。おらほの正一郎だ」とのキャッチフレーズで、「県民党」の立場を強調する戦略を展開したのです。

 実際、民主党県連は県内全域で機関紙を二回も配布し、川口さんの小坂町長としての実績をアピール。魁新報なども川口さんの動向を毎日のように一面で報道していましたから、一気に知名度を高めていきます。一方、佐竹さんは誰もが知っている「秋田の殿様」で、知名度は抜群。しかし、お二人とも告示が近づくと支持している政党色を出さないように配慮し、「県民党」「秋田党」であることを強調してきました。

 そうして始まった選挙戦。県議会議員の皆さんは自民党や社民党議員が多いのに、あえて無所属議員を代表にして超党派で佐竹さんの支援組織をつくり、県内を行脚。川口さんを支援する国会議員や県議会議員の動きも活発でした。投票日一週間前の調査結果は、こうした支援組織の実情を反映して、支持率で概ね「佐竹さん50%、川口さん30%、私と藤本さんで20%」だった模様です。。新聞の見出しはこの数字から来たもので、ここから「佐竹さん」か「川口さん」かに、有権者の関心が移っていきます。

 選挙戦の前半を地元中心に、かつ農業が基幹産業である県南部を遊説していた私は、充分な手応えを感じていました。しかし、新聞報道後に遊説した県北部では「今度は県北から知事を誕生させよう」というムードも高まっており、「太郎でも、一郎でもない」というより、「佐竹さんか、川口さんか」の選択になっていました。

 終盤には遊説していても「潮が退いていく」ような感じを受け、私は「これは厳しい」と認めざるを得ません。さあ、どうしましょう。残す数日に、起死回生の戦略はあるのでしょうか・・・・・・・。 

by shouichiro_sato | 2009-04-23 21:24 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選奮闘記⑦ 「思わぬ出来事」

 県内一円を遊説していると、思わぬ出会いや出来事に遭遇します。中でも4月4日に訪ねた男鹿市のことは忘れることができません。

 選挙カーが船川地区を連呼中、あるお宅から喪服姿の母娘が出てこられました。車から降りてご挨拶すると、「あの時は助かりました。父は亡くなりましたが、きょうは仏送り。まさかあの時の人が知事選挙に立候補しているとは。今も家族で佐藤さんのことを話していたところです」。

 そういえば2ヶ月ほど前、知人の案内で同町内にご挨拶した際、在宅で介護されているお年寄りがベットから落ち、奥さんが助けを求めているのに遭遇しました。初めてのお宅なので中に入るのは躊躇しましたが、緊急事態ゆえに知人と二人で抱きかかえ、ベットに戻すお手伝いしたことが・・・・。そのお父さんが亡くなったとのこと。仏事の最中に屋外に出ていただき申し訳なかったのですが、故人を偲び(玄関先から)合掌しました。

 やがて選挙カーは、男鹿の勇壮な海岸美を左に見て門前地区から戸賀、入道崎を巡って北浦を通過。スピーカーの音量も最大にして、ウグイス嬢の元気な声が響いています。ところが正午過ぎ、連呼の間に「防災行政無線」のスピーカーからチャイムが聞こえます。定時の時報ではない様子なので、すぐ拡声器の音を低くすると、「北朝鮮からロケットが打上げられた模様です。万が一に備えて注意してください」。こうした事態になれば、選挙運動(連呼)も一時中止です。

 しばらくして、再びチャイムの音。今度は「先ほどの情報は、誤探知でした」との放送。安堵して選挙カーを走らせると、市民の方は「二度も誤った情報が放送されました」とのこと。午前11時前にも同じようなこと(この時は気がつきませんでした)があったみたいで、国や県の危機管理の在り方を心配しておられました。

 選挙運動といえども、その時やその場の状況を的確に判断して対処しなければなりません。秋田市の雄和地区でも遊説中に火災現場に遭遇し(鎮火後でしたが、地域は騒然としていました)、急遽、コース変更をしています。

by shouichiro_sato | 2009-04-22 17:36 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選奮闘記⑥ 「政見と公約」

 何の選挙であっても立候補する者にとっては、「政見と公約」が重要です。当選したら「何をしたいのか、何ができるのか」は、有権者にとって最も関心のあること。特に現職の寺田知事が勇退を表明している選挙ですから、「これからの秋田県をどのように導くのか」が最大の焦点になるのは当然です。

 私は昨年夏に立候補を表明し、12月末には秋田県のかかえる課題と政策をまとめ、「秋田の再生」マニフェスト(骨子)として発表しました。後続の候補者にとってはこれが一つの参考資料(たたき台)?となり、さらに知恵を絞ったそれぞれのマニフェストが公表され、ホームページでも紹介されています。

 佐竹さんは「世界が変わる。日本も変わる。秋田はもっと変わる」と題して、県の「かたち」を変えます!、県政推進の「かんがえ」を変えます!、「こころ」をかえます!というマニフェストを発表。川口さんは「オール秋田」で意識革命、「オール秋田」で産業革命をキーワードに、「いま、変わらなければ(秋田県に)次はない」として、「産業育成と雇用創出」を目玉にしたマニフェストを発表しました。

 さらに新聞各紙は選挙運動期間中、各候補者が「どんな政治姿勢で、どんな政策を実現しようとしているのか」を伝えるために、4人の候補者に詳細なアンケートを行い、その回答を紙面に掲載しています。

 それらの内容を見てみると、道州制へのスタンスや行財政改革、全国学力テストの結果公表などを除けば、産業振興や雇用対策、教育や医療・福祉の政策には大きな違いはありませんでした。ただ、候補者によって取り上げる順番が異なっているだけでしたから、そうしたことが「政策に大きな争点はなかった」と論評された所以でしょうか。

 2003年10月に公職選挙法が改正され、衆議院議員総選挙や参議院議員の通常選挙では名簿を届けた政党に限ってマニフェストを配布できることになっていますが、ローカル選挙ではできません。ただし、選挙や候補者を特定せず、投票依頼を書いていないローカル・マニフェストであれば、選挙期間中でも配布できるようですが、これでは何の選挙か誰が候補者なのか分かりませんから、効果は未知数です。

f0081443_21391722.jpg
 候補者が「政見と公約」をお知らせできる文書は県選挙管理委員会が発行する選挙公報。それに選挙用葉書と法定ビラのみ。選挙公報は県内の全世帯に配布されましたが、ビラは街頭演説や個人演説会で配布したのが約1万枚。12万枚は選挙戦の後半に秋田市内の全域と一部の地域に新聞折込させていただきました。これとて、県内の3分の1の世帯に過ぎません。

 選挙公報では大きな活字で政策の一部を簡潔に表現した候補者もいましたから、各候補者の詳しい政見と公約は、有権者にどこまで届いているのでしょうか。(写真・私はA4版の法定ビラの表裏に、「秋田の再生」をめざすマニフェストの骨子を掲載しました)

by shouichiro_sato | 2009-04-21 21:46 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選奮闘記⑤ 「イメージアップ」

 選挙戦4日目の遊説が終わり、湯沢市のホテルで明日の打ち合わせをした時のこと。前半の遊説隊長を務めていた阿部養助さん(羽後町議会議員)が、「この際、正一郎さんらしい個性ある遊説をした方がいいのでは・・・」と提案してくれました。初日の秋田市から由利本荘市、4日目は日曜日で大仙市や横手市、湯沢市の中心部を遊説してきたのですが、いつも着ているスーツで同じ内容の街頭演説を繰り返していましたから、雰囲気を変えようというのです。

 結論は、「正一郎の普段着は青色のつなぎ。地元の人はみんな知っているから、思いきって農作業の姿でやってみよう」。「街頭演説も政策の紹介ばかりでなく、正一郎の情熱で聴衆の心に響く話題を入れよう」と決めました。

f0081443_20572264.jpg 幸いにも翌日は羽後町から遊説が始まります。早朝に自宅に帰り、玄関先で常用の「つなぎ」に着替えて長靴も持参。私の急な帰宅に、母も「どうしたの?」とビックリです。

 午前8時過ぎ、選挙カーが西馬音内本町にある「かがり火広場」に到着すると、300人を超す町民の皆さんが集まっていました。ドアを開けて「つなぎ」姿に長靴の私が車から降りた瞬間、広場には「ウォ・・・」という喚声。「町長に就任前も前回の知事選で落選後も、出稼ぎをしてきた。県民・庶民の目線で県政運営ができるのは私だ」と、自らが農家であることと身近な存在であることをアピールしました。

 終わって、「つなぎ姿はどうですか。選挙運動は背広でないと失礼かな?」と聞いてみると、「親しみがあっていいんじゃない」「カッコいいよ」とのこと。以来、県南部の市町村を遊説する9日目までは「つなぎ」を着用して駆け巡りました。(写真・候補者の動向を伝えた秋田魁新報でも、つなぎ姿の遊説が紹介されました)

 一方、秋田市の選挙事務所では秋田市で行う遊説に、「トラクター部隊」を繰り出そうと計画していました。かつて「銀座でトラクターを走らせ、嫁さん探しをした」田代青年後継者会(羽後町)の企画に私も関わっていたことから、トラクターに「秋田を耕せ!」「秋田の再生」の幟を立てて、市内を走ろうというものです。万が一に備えて、秋田警察署や県選挙管理委員会からは事前に了解を得、選挙戦終盤の15日目(4月9日)に実行されました。

f0081443_21293935.jpg 舞台は再び県庁前。午前11時45分に、奈良県から応援に来てくれた全国海外農業研修生の会会長・井上源一さんが街頭演説を始めると、山王大通りに3台の赤いトラクターがやってきました。計画があることは知らされていましたが、私もこれには圧倒されました。仲間に感謝、感謝の連続です。(写真・遊説隊のスタッフも見とれてしまったトラクター)

 陣営では候補者のイメージアップをはかろうと、多くの皆さんから多様なアドバイスをいただきました。いつも愛用している濃紺のスーツとコーデメートされた色のネクタイやポケットチーフ。走りやすいスニーカーや雪に見舞われた時のガウンなど・・・・・様々です。中でもスタッフが議論したのはイメージカラー。ポスターの背景や襷(たすき)の文字、遊説隊のユニホームなどに個性を出すねらいがありますから、私は迷わず「寒い冬から春を迎えるので、温かいオレンジ色がいい」。 はてさて、反応はどうだったのでしょう?。

by shouichiro_sato | 2009-04-20 21:46 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選奮闘記④ 「政見放送」

 知事選挙が告示されると、県民の皆さんに政策を伝える手段は限られてしまいます。街頭演説や個人演説会のほかに、許されているのは4万枚の選挙用葉書と13万枚の法定ビラ。県選挙管理委員会が県内の全世帯に配布する選挙公報への掲載。それに、政見放送です。

 政見放送は告示後7日目の4月1日から9日までの間に、テレビはNHKで2回。ABS秋田放送・AKT秋田テレビ・AAB秋田朝日放送の各局が1回ずつの、計5回。それにラジオはNHKが2回、ABSで1回放送されました。

f0081443_2035427.jpg 収録は告示前の3月23日。5分30秒の制限時間内でどれほど自分の気持を伝えることができるか、原稿作成や話し方の練習など、短時間の準備で臨みました。(写真・NHK秋田放送局のスタジオで)

 例えばNHKの場合、収録は最初にリハーサルを兼ねて行い、候補者がOKならばそれで「終了」。内容に不満があったり間違いがあった場合には、「もう1回の本番」収録ができますが、1回目のVTRを視聴することはできません。画面のズームアップなどにも厳格なルールがあり、県選挙管理委員会の職員も立ち会っています。

 私は4年前、あるテレビ局でリハーサル収録中にポケットに入れていた携帯電話が鳴ってしまい(もちろんバイブにしていたのですが)、ノイズが入って撮りなおし(本番収録)をしたことがありましたから、今回はスイッチを完全に切ってスタジオ入りしました。防音装置があり音には厳しいスタジオですが、携帯電話の電波が届くとは驚きです。

 遊説中、多くの皆さんから「政見放送を見ました」「農業問題を取り上げていたのは佐藤さんだけだ」などの声を聞きました。選挙公報や法定ビラ、新聞紙上の活字ではわからない、候補者の肉声や姿を伝えてくれる「政見放送」。政党や団体の支援を受けることができなかった私は、重要視していました。

 秋田魁新報社が投票日に行った出口調査では、投票する人を決める判断基準として「公約や政策」と答えた人が36.7%で最多。次は「人柄やイメージ」(27.2%)、「経歴や実績」(20.5%)。「政党や団体の推薦」はわずか2.9%でした。その媒体として政見放送はどの程度の比率を占めているのでしょうか。調査結果があったら知りたいものです。

by shouichiro_sato | 2009-04-19 20:41 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)  

知事選奮闘記③ 「遊説スタッフ」

 告示前の2月下旬、岩手県内から電話あり。用件はというと、「ウグイス嬢は決まっていますか。まだでしたらウチの会社で派遣できますが、いかがでしょうか」。続けて、「選挙用の自動車や運転手も手配できます・・・」と言われたものですから、ビックリ仰天です。いろいろな派遣会社があるものですネ。

 さて、選挙運動期間中は候補者とウグイス嬢(車上運動員)、運転手などの遊説スタッフは運命共同体。朝早くから夜遅くまで一緒に行動するため、全員のチームワークが重要です。今回の遊説チームは総勢11人。隊長を羽後町の仲間が務め、運転手は秋田市のタクシー会社に勤める知人ら3人が交替で。随行車には私の長男と彼の同級生が世話係として同乗。そしてウグイス嬢は、4年前にお世話になったメンバーを中心に5人で編成しました。

f0081443_23573545.jpg ウグイス嬢といえば、車の中で名前を連呼しているだけと思われるかも知れませんが、そうではありません。当方のチームは選挙カーに乗るのは2人で、2時間交替。あとの3人は随行車にいるものの車窓から手を振ったり、私が街頭演説をする度に、法定ビラの配布に走り回ってくれます。見事なフットワークに私まで元気をもらった毎日でした。(写真・右からリーダーの奥村さん、夏井さん、皆川さん、石井さん、熊谷さん、「県内ピカ一」のチームです)

 全県一円の選挙だけに、秋田市などの中心市街地を除けば選挙運動期間中に訪ねるのは一回限りですから、ウグイス嬢の皆さんは初日から最終日のつもりで全力投球。連日、「投票日には佐藤正一郎」「最初で最後のお願い」となりました。

 尚、17日間に及ぶ選挙カーの走行距離は6,885kmで、一日平均にすると405km。高速道路網が整備されてきた分だけ早朝や夜の移動が多くなり、予想以上の距離になっていました。

by shouichiro_sato | 2009-04-18 23:52 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)