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出稼ぎ互助会定期総会

 羽後町出稼ぎ互助会(会長・大江羽後町長)の総会が今夜開かれ、会員である私も出席してきました。

 羽後町の出稼ぎ者数は、昭和47年度の3218人をピークに減ってきて、平成22年度は92人(前年度比32人減)となり、町が援護事業を開始してから初めて100人を割りました。また、出稼ぎ者の高齢化が進み、50歳以上の人が全体の93.4%(50~59歳33.6%、60歳以上59.8%)。

 就労地域では関東地方が67.4%で最も多く、次いで中部地方が19.5%。職業別では建設業が71.7%、運輸業14.1%などとなっています。

 同互助会は「会員相互の親睦と安全で有利な就労並びに事故発生の場合にお互いに助け合うこと」などを目的に出稼ぎ者と町、農業団体などで組織したものですが、出稼ぎ者の減少により組織の運営体制なども抜本的に見直すことになり、役員削減などの規約改正も行いました。

by shouichiro_sato | 2011-07-28 22:16 | 出稼ぎ | Comments(0)  

3ヶ月ぶり

 1月12日に秋田を離れてから3ヶ月余。きょうの夕方、(就労契約期間が満了して)我が家に戻ってきました。

 東日本大震災の影響で秋田新幹線が利用できず、東京から上越新幹線で新潟へ行き、羽越線の特急いなほ号で羽後本荘駅まで。山形新幹線は昨日から東京-新庄間の運転を再開していましたが、帰省の日程を決める時点では復旧の見通しが立たず、いつもと違うルートです。

 長いトンネルを幾つもぬけて広大な越後平野に入ると、2004年に発生した新潟県中越地震を思い出しました。マグニチュードは6.8ながら、震源の深さは13kmの直下型地震。川口町(現在は長岡市)では震度7を記録しています。

 走行中の新幹線が脱線したり、高速道路や多くの幹線道路が寸断され、山間部の集落では交通や通信の手段を失い、旧山古志村などが孤立した状況は忘れられません。

 また、羽越線を使って今回の東日本大震災の被災地に横浜にある製油所から燃料が輸送されており、鉄道や道路のネットワークの重要性を再認識することにもなりました。

 経済性と効率を追求するあまり、一極集中になってきた社会や産業構造の脆さを直撃した大災害でした。特に東日本では、東京から放射線状に高速道路や新幹線が整備されてきましたが、複数の縦軸や横軸がなければ、首都圏の経済や生活も危機に直面することが明確になりました。

 新潟県から秋田県にかけての日本海沿岸高速道路、山形県新庄市と秋田県湯沢市を結ぶ東北縦貫高速道路の整備は絶対に必要です。「コンクリートから人へ」と訴えた政党もありましたが、基本的なネットワークについてはしっかり整備することが重要だと、強く感じた帰省の旅でした。

by shouichiro_sato | 2011-04-14 22:40 | 出稼ぎ | Comments(0)  

淡墨桜

 きょうの岐阜市は午前中から雨の予報が出ていたために、予定されていた金町での舗装工事は中止になりました。急遽、休日になったものですから仲間が案内してくれたのは、宿舎から30分程にある本巣市根尾の国の天然記念物、「淡墨桜(うすずみざくら)」。日本三大巨桜の一つで、樹高16.3m、枝張りは東西26.9m、樹齢1500年ともいわれるエドヒガンザクラの古木です。

 近年では幹の老化が激しくて内部にも空洞ができていましたが、樹木医や地元の人たちの看護によって守られています。まだ「つぼみ」の状態ながら、山深い一角にある巨木に圧倒されてきました。

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  (写真・見頃は一週間後という淡墨桜。散り際に淡い墨色になるのが特色です)

by shouichiro_sato | 2011-04-08 20:39 | 出稼ぎ | Comments(1)  

来客

 今夜、宿舎に故郷からの来客があり、親しく懇談しました。

 訪ねてきたのは我が家の隣りのご主人・佐藤さん。佐藤さんは若い時から、冬には毎年出稼ぎしており、経験年数は50年余り。今冬も神奈川県にあるいつもの土木会社で働いていましたが、先週で担当していた仕事が一段落したことから、月曜日から1週間ほどの日程で中部から北陸地方を旅する計画とのこと。

 「昨日までは名古屋に住んでいる妹宅を拠点に市内見聞。今日はみんなが働いている岐阜に来てみたかった。あす以降は高山や白川郷、そして金沢や能登半島、最後は新潟に住む弟のところへ寄っていくつもりです」。

 出稼ぎも今年あたりが最後になるだろうし、当初の予定では奥さんを(秋田から飛行機で)名古屋によんで一緒に旅をしたかったが、自宅を離れられない事情があって残念だった、と語っていました。

 故郷を離れて働く人も頑張っていますが、それ以上に故郷で家を守って頑張っている家族に感謝している話に共感しました。特に今年は豪雪で、出稼ぎしている方が申し訳ない気持になってしまいます。

by shouichiro_sato | 2011-03-02 23:15 | 出稼ぎ | Comments(0)  

立春

 きょうは「立春」。滞在している岐阜県内でも、暦どおりに春がきたような日和でした。

 仕事の現場は宿舎から車で50分余の山県市「やまがたカントリー倶楽部・美山コース」。同クラブ内のカート用通路の舗装工事です。

 先週末から一時は50cm以上も積もった雪を除去するため、通路とフェアウェイの芝生の境目をスコップで除雪する作業をしてきましたが、日中の気温は11℃にもなり、春を想わせる陽射しで心地よい汗を流してきました。

 きょうは全国的に天候に恵まれたようで、故郷・羽後町田代の積雪もピーク時の2m40cmから、30cm以上下がったとか。毎日降り続く雪に悩まされていた皆さんも、ホッと一息ついていることでしょう。

 しかし、秋田県内では各地で記録的な積雪となっており、雪の事故による死傷者はすでに200人を越えているとのこと。建物や農業用ハウスの崩壊も多く、今後は雪消えとともに果樹園などに膨大な被害が予想されています。

 暦どおりに雪も落ち着けばいいのですが、実際はまだまだ油断ができません。官民挙げて、さらには地域内の協力で、何とか豪雪を乗り切ってほしいものです。

 岐阜県で雪かきをしながら、出稼ぎ中の仲間とともに故郷の様子を心配した立春でした。

by shouichiro_sato | 2011-02-04 21:32 | 出稼ぎ | Comments(0)  

24時間態勢?

 けさは6時30分に岐阜の宿舎を出発して、滋賀県米原市で行われている国道8号改良工事の現場で、除排雪作業。途中、岐阜と滋賀県境付近の関が原町付近からは猛吹雪となり、片道50キロに移動に2時間以上掛かってしまいました。

 国道8号は福井県内の大雪で、一部区間が通行止め。北陸自動車道も通行止め区間があり、北陸と関西を結ぶ幹線は終日ストップしていました。記録的な大雪ではあるものの、(日本海側にある雪国の県でも)最近では除雪作業ができる建設会社が大きく減り、人員も機械も少なく、「備えが不足」している状況とか。「事業仕分けで除雪予算を削減した」ことで、対応が遅れているとの指摘も出ています。

 午後6時頃に宿舎に戻り、すぐに夕食。今夜は9時から、岐阜駅前にある市道交差点の舗装工事が予定されています。防寒対策だけはしっかりとして、これから再び出勤です。

by shouichiro_sato | 2011-01-31 19:56 | 出稼ぎ | Comments(0)  

雪害

 毎日届く故郷からの情報は、降り続く雪のことばかり。羽後町田代の積雪は2m20cmにもなり、幹線道路である北沢道路は雪崩の危険があり通行止めになったとか。知人が雪下ろしで事故にあったり、農業用ハウスが雪で崩壊するなど、大変な状況に心配しています。

 横手市や湯沢市では市発注の工事を受注している建設業者に、工事を一旦中止して市民の除排雪に協力するように指示したとのこと。さらに湯沢市は自衛隊の派遣も要請しています。

 官民挙げて、雪害から県民の生活を守ってほしいと願っております。  

by shouichiro_sato | 2011-01-25 23:52 | 出稼ぎ | Comments(1)  

研修生

 岐阜市内には工場で働く中国や東南アジア、南米などからの研修生と思われる皆さんと出会うことが日常茶飯事です。皆さんの待遇は研修生という立場ゆえに給料も低く、故にコストも縮減されて、安価な衣料品などが製造されていました。

 しかし昨年に改正された法律では、研修生にも最低賃金を支払うことが義務付けされたため、状況が一変しています。

 研修生の滞在期間は最大で3年間のため、ようやく一人前の技術者になった頃には帰国しなければなりませんから、日本人よりも安い人件費のメリットがなければ、経営戦略を転換しなければなりません。

 今夜のNHK岐阜放送局の番組では、外国人研修制度の導入を止め、地元の若い人たちを採用して高級なスーツなどを縫製をしている岩手県久慈市の企業の取り組みが紹介されておりました。

by shouichiro_sato | 2011-01-23 22:22 | 出稼ぎ | Comments(0)  

郷土の新聞

f0081443_20455919.jpg  出稼ぎ先では、コンビニで買う新聞とインターネット、午前6時と午後9時のテレビでニュースに接していましたが、やっぱり秋田県の情報に触れたいと思い、先週末に秋田魁新報の購読をインターネットで申し込みました。

 同社の販売担当者から申込の確認と料金などを案内する電話やメールがあって、きょう、第1号が岐阜の宿舎に届きました。(写真)

 届いた新聞の発行日は19日で2日遅れではあるものの、ネットよりはるかに多い郷土の情報に嬉しくなりました。

 豪雪による事故や県議選の出馬表明、カコミ記事で紹介されている知人の事業や県内の経済情報、県内各地の様々な話題、市町村議会の議論、読者の投稿、「おくやみ欄」等々、隅々まで読んでいます。 

by shouichiro_sato | 2011-01-21 21:30 | 出稼ぎ | Comments(1)  

あと「1日」

 きょう一日のドキュメントです。

午前4時30分 昨夜セットした目覚ましで起床。カバンにパソコンや一泊分の衣類などを入れる。

  5時00分 岐阜市にある宿舎で、普段より1時間早い朝食。

  5時30分 宿舎を出発。途中でコンビニに寄り、お茶と新聞を購入。

  7時15分 作業現場である下呂市のトンネル到着。気温-4℃、ポリタンクに入れていた水は凍結し、土曜日の雪が残っていました。

  7時30分 朝礼で安全事項を確認し、作業開始。コンクリート舗装専門会社のオペレータ3人と、市川工務店のスタッフは17人。それぞれの作業分担があって、私はコンクリートを敷設した後工程で仕上げのコテ担当。

午後0時10分 トンネル内で宿舎から配達された弁当の昼食。作業はダンプカーが運んでくるコンクリートに合わせて休みなく行われているために、作業員はそれぞれの空いた時間に食事。

  4時00分 きょうの目標だった150mの舗装が終了。トンネルの入口にシートを下ろして作業は終わり。残っているのは100m弱、約1800mの舗装工事はあすで完了の見込みです。
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  (写真・舗装工事のフィニッシャーやレベラーなどの機械はトンネル内に敷かれたレール上を移動しながら作業します。いよいよ入口から明るい光が差し込んできました)  

  5時00分 下呂市での宿舎となっている民宿「つりがね園」に移動。

  6時00分 楽しみな夕食。今夜のメインデッシュは大盛りのウナギでした。

  7時00分 入浴してから仲間の皆さんと日本酒と焼酎で、しばし歓談。早く就寝する人もいて、テレビの音量をダウン。

  9時30分 メールをチェックし、自宅へ連絡。その後にブログの送信です。


 そんな訳で、岐阜での仕事も明日まで。当初の予定より1日早まり、29日には帰省できそうです。羽後町役場のホームページによると、26日からは大雪のようで、田代地区の積雪は90cmにもなっていましたから、帰ったら雪降ろしをしなければなりませんネ。

by shouichiro_sato | 2010-12-27 22:52 | 出稼ぎ | Comments(0)