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いよいよ発売、話題の「あきたこまち」

 秋田県内は稲刈シーズンを迎えたというのに、最近の天候は不順です。台風もなく順調に生育していた稲も、ここにきて倒伏する圃場が目立ってくるなど、稲作農家にとっては気がかりなことばかり。その上、農薬等で汚染された事故米の不正転売事件が発覚するなど、農産物に対する国民の関心が高まっている時だけに、コメの主産地である羽後町の農家は、収穫や乾燥・調整、出荷作業には細心の注意を払っています。

 コメを集荷し、販売を担っている農協にとっても、今が正念場。米産県・秋田といえども産地間競争は激しく、食味や品質はもちろんのこと、消費者の皆さんに喜んでいただける「商品」づくりに各農協は知恵を絞っています。特に産地精米で直送する商品は、その評価が今後の販売戦略にダイレクトに反映されるだけに、商品に自信のある産地しか取り組むことが出来ません。

 そうした時に話題になっているのは、人気原画家・西又葵さんが描いたイラストが米袋に印刷された、JAうご(組合長・越前芳博さん)の「あきたこまち」。今年の6月に羽後町で開催された「かがり美少女イラストコンテスト」のゲストとして来町した西又さんが、「おコメが大好き」だったことがご縁になり、「稲穂を手にした市女笠の秋田おばこ(美少女)」と羽後町のシンボルである「梅とウグイス」をデザインしてくれました。(詳細は「JAうご」のホームページにアクセスしてください)

 この企画が1週間ほど前から全国の新聞やテレビで紹介されると、JAうごには問い合わせや注文が殺到して、担当者はパニックになる忙しさです。発送準備が追いつかないことから、今までに申し込みのあったお客さんに確実に商品をお届けするために、ついに今夜は、インターネットや電話、ファックスによる注文も一時停止しなければならない状態になっています。

 特に、コメ離れが著しいといわれる若い皆さんからの申し込みが多く、担当者は嬉しい悲鳴を上げていますが、5㎏以上をお買い上げいただいたお客さんへのプレゼント(原画を印刷したクレアファイル)も、10月31日まで延長することになりました。そんな訳で、「おコメもイラストが描かれた袋も十分に用意してありますから、もう暫くお待ちください。注文の受付再開は10月8日頃の予定」、とのことです。

 ただし、あす27日(土)と28日(日)は午前10時から、羽後町西馬音内にある「西馬音内盆踊り会館」で、商品の発送に先行して現地販売会が行われます。県内でも最高水準のコメを生産してきた、JAうごが誇る玄米食味値75以上、整粒75~80の厳選された高品質の「あきたこまち」。是非とも皆さん、ご賞味ください。価格は精米(5㌔入り)1袋・2,730円(送料別)です。 

by shouichiro_sato | 2008-09-26 23:52 | 産業振興 | Comments(0)  

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