女性講座
2008年 07月 15日
午前9時00分 秋田市飯島南児童センターを秋田市公民館の大型バスで出発。
高速「湯沢横手道路」・湯沢インターから羽後町へ
10時40分 羽後町西馬音内にある「西馬音内盆踊り会館」到着
篠笛奏者・矢野栄太郎さんの演奏「NHK新日本紀行」のテーマ曲で歓迎
大型スクリーンによる「西馬音内盆踊り」のDVDを鑑賞
篠笛による「西馬音内盆踊り」の実演と説明 ・・・・記念写真の撮影
館内を自由に見学、(羽後町のお土産は物産コーナーでどうぞ)
12時00分 町内にあるカフェレストラン、「オウザン・デ・イマン村」で昼食
1000坪の庭園を見ながら、地元食材を使ったオーガニック・ランチ
午後1時20分 バスで移動し、飯沢地区にある国指定重要文化財「鈴木家住宅」へ
46代目当主・鈴木杢之助重廣さんの奥さんが建物や生活について説明 (写真・天井のない珍しい座敷で、説明を聞く秋田市の皆さん)
2時00分 鈴木家発。由利本荘市経由で秋田市へ。
4時00分 飯島南児童センターに到着・解散
私にとっては久しぶりのガイド担当でしたが、私自身が新しい発見をした時間でもありました。200年の歴史をもつ庭園に佇む古民家は、いにしえの文化人が逗留した西馬音内の迎賓館であり、そのころの香りをそのまま活用して頑張っているのは町内の若い人たち。きょうの料理担当は、その魅力に惹かれてやってきた東京出身の方でした。さらに、鈴木家の案内をした若奥さんは横手市出身。嫁いで一年にならないのに鈴木家の800年の歴史を語り、文化財を守って行く苦労話をユーモアを交えて紹介されました。それがまた微笑ましく、鈴木家の誇りに思えて嬉しくなりました。
参加された皆さんの感想はこれから聞かせてもらうとしても、こうしたコースで羽後町巡りを楽しんでもらえるとすれば、これも大きな地域資源です。体験できる伝統芸能も、西馬音内盆踊りの他に(町内には)野中人形芝居、仙道番楽があり、食材も蕎麦や羽後牛など特色あるものがたくさんあります。文化財の建物も三輪神社を筆頭に、黒澤家、阿部家、旧長谷山邸など。農業施設も水耕栽培、花卉温室、菌床施設、自動搾乳牛舎、カントリーエレベーター、スイカ自動選果場、水管理施設・・・・・・など最先端のものがあり、見学・視察メニューも豊富です。一般的に言われている観光地ではありませんが、羽後町でひと味違った文化交流などができるとすれば、これも地域振興に大きく貢献することでしょう。
そんな訳で、読者の皆さんの主催する研修企画がありましたら、遠慮なくご一報ください。
by shouichiro_sato | 2008-07-15 21:42 | 羽後町 | Comments(0)