水不足
2008年 05月 12日
この冬の降雪量はほぼ平年並み。しかしながら、雪解けとともに高温の日が続き、桜の花もあっという間に散ってしまいました。そのうえ先月は、降水量も平年の3分の1。「農作業のスケジュールが狂った」と、困っている農家の声も聞きました。
ニュースを見ていると、ミャンマーで発生したサイクロンでは3万人以上が死亡し、さらに被害は拡大しています。きょうの午後には中国の四川省でマグニチュード7.8規模の大地震があったようです。毎日、世界の何処かでは自然災害が発生していますから、日本ばかりが心配無いとはいえません。水の無い川を前にして、不安になりました。
特に天候に左右されやすい農業の現場は、工場の中で製品を作るようにはいきません。世界的には穀物需要が逼迫し、何でも「外国から買ってくればいい」時代は終わりに近づいていますから、水資源や農地を大事にして、環境を守っていく政策。そこで農業に頑張っている人たちが再生産可能な支援策は、絶対に必要です。
ところで、水不足の時に村の先人達は「雨乞い」神事を行っていましたが、偶然にもきょうは上到米地区の村社「唐松神社」の春祭り。氏子総代が集まって今年の村の安寧と豊作を祈願しています。天気予報どおり、明後日あたりから雨になれば、この地域では理想的。唐松神社のご利益があることを祈っています。
by shouichiro_sato | 2008-05-12 21:34 | 地域活動 | Comments(0)