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道の駅「岩城」、「西目」

 春の陽気に誘われて、きょうは日本海沿岸をにかほ市象潟まで南下して来ました。ドライブの目的は昨年秋に岩城~仁賀保間で無料の高速道路が開通した結果、利便性が浸透するにつれて、従来の幹線道路だった国道7号の沿線が「寂しくなった」という声が聞こえてくるからです。

 こうした思いは私もすでに感じていました。特に道の駅「岩城」や「西目」のお客さんが減ってきたことは昨年中にブログで報告していますが、確認してみると今度はコンビニの空き店舗も目立っているのです。交通事情は緩和されて以前の渋滞はなくなったものの、「これでは商売も大変だ」と実感してきました。

 ただ、何回かこの区間の高速道路を利用してみるに、ほとんどが片側一車線の対面通行で、西目のパーキングを除いてはサービスエリアもありません。少しでも短時間で同区間を通過したいのであれば便利ですが、ドライブ(旅)するには物足りない感じがしました。改めて国道7号を走ってみると、長距離の大型トラックなどの通行が少なくなった分だけ運転も快適になり、道の駅の駐車場にも余裕がありました。かつて、駐車もできないほどに大混雑している道の駅を体験しているものとしては、「これで(本来の)ドライバーのゆとり空間になるのでは」と、新しい魅力を発見した気持になるのです。

 いずれにしても、高速道路の沿線にはゆとり空間がありませんから、仁賀保や本荘、大内、松ヶ崎亀田、岩城などの各インターチェンジの手前には、「道の駅」の案内看板などを多く設置して、ドライバーに周知するサービスを展開してもらいたいものです。「高速道路ができたら、商売はあがったりだ」というまえに、共存共栄の知恵を絞りましょう。


 《 佐々木製菓 》

道の駅「岩城」、「西目」_f0081443_20485163.jpg 道の駅・象潟「ねむの丘」で人気のせんべい屋さんのご主人、佐々木さんに会いました。(写真) 昨年に開かれた「秋田わか杉国体」をまえに、秋田県の形をしたせんべいを考案して新聞やテレビで話題になった佐々木さんです。小麦粉を原料にしたせんべいは独特の風味があり、「うみゃ~ど」と大人気。さすがに、手焼きで40年以上の歴史をもつ佐々木さんならではの出来栄えです。

 今ではすっかり、道の駅・象潟の名物?(失礼)のような存在になり、お客さんとの会話もはずんでいました。こうした出会いも旅の楽しみであり、嬉しいですね。

 値段は6枚入り一袋、367円です。

by shouichiro_sato | 2008-04-05 21:14 | 産業振興 | Comments(0)  

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