人気ブログランキング | 話題のタグを見る

痛ましい事故が起きました

 東成瀬村の県道で起きた事故のニュースが伝わってきました。7日は北日本を中心に強風が吹き荒れ、高い山では風雪がひどかったようです。雪が激しくなったために午後4時過ぎには作業を止めて帰路についても、シャーベット状の雪道でスリップしたのでしょうか。事故現場はつい先日まで多くの紅葉見物の人達で賑わっていた、湯沢市小安温泉から栗駒山荘に行く途中にある須川湖のすぐ東側とか。知っている場所だけに、言葉に詰まります。

 同村の建設会社「東成」の社長・備前幸男さん(69歳)ら車に乗っていた5人全員が亡くなりました。いずれも67歳から78歳までの年配の方です。いくら仕事とはいえ、寒い中で老骨に鞭打って頑張っていたことでしょうから、気の毒でなりません。さらには、深夜の山中で必死に捜索した関係者の方々の気持ちを思うと、その情景が浮かんでくるようで、慰めの言葉も見つかりません。

 同日午後1時すぎ、北海道佐呂間町では国内最大級の竜巻が発生し9人が亡くなり、26人が負傷しました。特に被害が大きかった建設会社のトンネル工事事務所兼宿舎周辺の写真や映像は想像を絶する光景で、ビックリしてしまいます。一瞬にして家屋や車などを吹き飛ばしてしまうのですから、自然の猛威は恐ろしいものです。北海道の過去の暴風や竜巻の状況を見てもオホーツク海側で発生したことはほとんど無かったようですから、全く予想だにしなかったことだったのでしょう。この災害では大館市比内町の高橋幸治さん(54歳)も犠牲になりました。今月25日には娘さんの結婚式が予定されていたようですから、残念でなりません。

 今回の事故や災害は、偶然ではありますがどちらも工事に関係する現場で起きました。誰しも天変地異には無力で対抗でき無いかもしれませんが、せめて自分できる事故防衛には細心の注意を払いたいと(自分に)言い聞かせました。

 謹んで、不慮の災難にあわれた皆様のご冥福をお祈りいたします。合掌。

by shouichiro_sato | 2006-11-08 21:11 | 社会・話題 | Comments(0)  

<< 政府も「やらせ」をやっていた 岐阜県が背負った荷物 >>