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医師少数県

 厚生労働省は秋田県など16県が、人口や医療需要に対して適正な医師数を確保できない「医師少数県」となっていることを明らかにしました。医師の総数は31万9千人と過去最高を更新しながら、都市と地方の格差が鮮明になっています。

 秋田県の充足状況に関する指数は「180.6」(人口10万人当たり)。全国平均は「238.3」で順位は41位でした。最も医師が充足しているのは東京都で「329.0」、最も不足しているのは岩手県の「169.3」でした。

 また2次医療圏別では秋田県の北秋田圏域が「69.6」で、全国最下位の335位。湯沢・雄勝圏域が「94.3」、大仙・仙北圏域が「120.7」など、県内では秋田周辺と横手を除く6圏域が「医師少数区域」に区分されています。尚、秋田周辺圏域は「280.4」で50位、「医師多数区域」でした。

 厚労省では2036年度までに医師の偏在を解消したいとしていますが、実効性のある対策があるのでしょうか・・・・。

by shouichiro_sato | 2019-02-18 23:00 | 国政・時事 | Comments(0)  

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