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サンマ不漁

 秋の味覚であるサンマが不漁です。サンマの日本有数の水揚げ魚港である宮城県気仙沼港では昨年、約1万3500㌧あったものが、今年の水揚げは185㌧にとどまっているとか。サンマ漁船は8月に3回、9月に1回しか入港していません。

 そんな不漁の影響で、17日に開催される予定だった気仙沼市のイベント「海の市サンマまつり」が中止されることになりました。と同時に、東京都目黒区で17日に行われる恒例の「目黒のさんま祭」にも生サンマを提供することができず、去年水揚げして冷凍していたサンマ5000匹を発送したとのことです。

 例年のこの時期、宮城県や岩手県の太平洋沿岸の漁港ではサンマの水揚げの最盛期で、東日本大震災があった平成23年もサンマまつりは行われています。しかし今年は、北海道の港には水揚げされているものの、東北沿岸ではほとんど無し。「海水温が高く、サンマの群れが南下してこない」のが理由のようですが、一方では「乱獲により資源量が不足している」との声もあります。

 「焼きサンマに大根おろし」という庶民の楽しみ、遠ざかってしまうのでしょうか。

by shouichiro_sato | 2017-09-16 22:38 | 社会・話題 | Comments(0)  

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