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国道踏査

 きょうは東成瀬村から岩手県一関市へ通じる国道342号線と、栗原市から湯沢市小安に来る国道398号を踏査してきました。

 この2路線は、秋田と岩手、宮城を結ぶ重要な道路であるばかりか、栗駒山を挟んだ観光ルートとして貴重な存在です。9年前に発生した「岩手・宮城内陸地震」(マグニチュード7.2、最大震度6強)で寸断されましたが、復旧工事もすでに完了しています。ただ、本県側はすでに改良整備が終わっているものの、342号では岩手県側に狭隘な部分が多く、398号でも宮城県側の花山地区に一部未改良部があるなど、まだまだ整備が必要です。

 ところで、6月14日は9年前の大地震があった日。当時を思い出しながら、被害の復旧状況を確認するとともに、被災された皆さんに合掌してきました。

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  (写真・国道342号沿線では大規模な土砂崩れが各地で発生。崩壊した祭畤大橋は当時のまま保存されています。土石流で宿泊客など7人が犠牲になった栗原市栗駒耕英の「駒の湯温泉」。温泉施設は再開されたものの、風情はすっかり変わってしまいました)

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  (写真・「駒の湯温泉」の近くにある慰霊碑には、羽後町に何度も来てくれた旅行プランナー、麦屋弥生さんの名前もあります。あの日も栗原の地域興し活動で滞在中でした)

by shouichiro_sato | 2017-06-14 22:09 | 秋田県 | Comments(0)  

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