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一日一合

 湯沢市で「秋田酒米フォーラム」が開かれ、日本の酒造りにおける酒米栽培の重要性について再認識することができました。

 同市は東北の灘と言われる酒どころであり、以前から酒米の栽培に取り組んできました。特に発足してから65年の歴史がある酒米研究会(会長・高橋與志幸さん)は、250戸余りの農家で組織され、栽培面積は約400ha。県内の酒米生産量の約6割を占めています。

 フォーラムでは「原料の種類や産地の違いが必ず日本酒に表れる」という専門的な分析が紹介されたほか、酒造業者や生産者、それに消費者の立場からの意見交換が行われ、髙橋会長は「今年からは収量重視から品質の向上と安定化に向け、栽培マニュアルの変更をして取り組んでいる」と述べています。

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  (写真・「一日一合の純米酒を飲めば、減反は解消」「オリジナル品種の秋田酒こまちをもっとPRするべきだ」と語る酒食ジャーナリストの山本洋子さん。湯沢グランドホテル)

by shouichiro_sato | 2016-10-31 22:52 | 産業振興 | Comments(0)  

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