ジカ熱
2016年 02月 15日
ジカ熱は軽度の発熱や発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛などが主な症状ですが、ジカウイルスは母体から胎児へ感染することがあり、ブラジルでは脳の発達に障害がみられる小頭症の新生児が増えていることから、妊娠中の感染との関連が指摘されています。主にジカウイルスを持った蚊がヒトを吸血することで感染し、近年では中南米とその周辺地域で流行しているとか。
この時期、南米はカーニバルの最盛期。さらに8月にはリオデジャネイロ五輪もあり、旅行者が増えることから、渡航する際にはできるだけ肌を露出せず、虫よけ剤などを使って蚊に刺されないよう注意を呼びかけるとともに、きょうから空港等での検疫体制を強化しています。
by shouichiro_sato | 2016-02-15 23:26 | 社会・話題 | Comments(0)