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高橋昭作さん

 棟梁、親方、社長として、多くの職人仲間から慕われてきた高橋昭作さん(羽後町堀内字上楽)が2日、病気で急逝し、きょう葬儀が行われました。享年70歳です。

 親父さんの後を継いで大工職人となり、地域の期待に応えて生業も隆盛。多くの弟子を育て、常に職人仲間の中心にいる存在でした。性格も快活でありながら情誼に厚く、面倒見の良い真直ぐな方。ゆえに、政治にも関心が高く、若いときから政治活動も熱心で、私も30数年間、家族ぐるみでお世話になってきました。

 弔辞では思い出のひとつとして、「知事選挙に立候補を決意したとき、朝飯前に我が家に来て、何でそんなことをする、合併に参加せず、単独立町を決めた町長としてしっかり責任を果たしなさい」と叱責されたこと。今年5月2日、高橋家の二階の座敷で職人仲間と恒例の「花見の会」を開き、手作りのモツの煮込みを肴に、大好きなビールを飲んだことが最後の宴になってしまった・・・などと紹介しました。

 ご戒名は「大匠院圓月昭友居士」。高橋さんの人生そのものが、籠められています。 合掌。

by shouichiro_sato | 2015-09-04 22:52 | 家族・仲間 | Comments(0)  

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