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丑(うし)の日

 きょうは土用の丑の日で、「ウナギのかば焼き」を食べた人も多いことでしょう。

 しかし、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定され、国産の養殖ウナギも減少しているばかりか、世界的にも品薄になっているとか。「日本の文化」とでもいうべきウナギが食べれなくなる心配もあり、ニュースでは様々な取り組みが紹介されていました。

 例えば・・・、「コンビニのウナギ弁当では、中国産や欧州産をバランスよく配置して、手ごろな値段を維持」「ウナギに変えて、名物のドジョウでウナ重のように仕上げた、くわ焼丼を提供」「地場で水揚げされた、ウナギより大きいウツボを使って、かば焼きを販売」等々。

 中には、「うしの日」に因んで、牛肉の焼肉を楽しんだ皆さんもいました。

 コメンテーターの一人は「生産者も販売店も、消費者もバランスよく取組まないとウナギが食べられなくなる」と進言していましたが、ニュースやスーパーマーケットのチラシは、「土用の丑の日はウナギ」の一辺倒。美味しくてスタミナがつく食材には間違いありませんが、あまりに煽りすぎるのもいかがなものでしょう・・・。

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  (写真・新聞折込のチラシは「土用の丑の日」に合わせ、ウナギかば焼きを大宣伝)

by shouichiro_sato | 2014-07-29 22:58 | 社会・話題 | Comments(0)  

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