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稲庭うどん

 きょう開かれた「ふれあい通り商店会」(会長・阿部久夫さん)の情報交換会では、湯沢市長の齋藤光喜さんが「湯沢市 まるごと売る課の取り組みについて」のテーマで講演。30歳で東京から帰郷し、稲庭うどんの老舗である「佐藤養助商店」に入社してから今日までの奮闘談に、感動しました。

 今では「讃岐うどん」や「名古屋きしめん」とともに、日本3大うどんの一つとしてすっかり有名になった「稲庭うどん」ですが、齋藤さんが入社した当時は従業員も10人未満で、まだまだ特別なうどんだったとか。その後、「一子相伝、門外不出」の製造技術を広く普及し、多くの人に愛されるうどんに成長させたのは、(何時間あっても語りつくせない)社員一同のたゆまぬ努力の結果にほかなりません。

 佐藤養助商店では製造販売はもとより、直営の飲食店舗も県内外に多数展開しており、最近では香港やマカオにも出店しています。

 平成13年10月には「秋田県稲庭うどん協同組合」(理事長は佐藤正明・佐藤養助商店社長)が設立され、本場に伝わる伝統の味を守ることと産地が一致協力して良質なうどんを作っていくことを確認しています。現在の組合員は18社で、名実ともに秋田県を代表する地場産業です。

by shouichiro_sato | 2012-12-12 22:44 | 産業振興 | Comments(0)  

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