人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ジオパーク

 ジオパークとは「地球科学的に見て重要な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園(大地の公園)」のことですが、日本では2008年に国内の認定機関として日本ジオパーク委員会が発足し、これまで洞爺湖有珠山(北海道)や島原半島(長崎県)、男鹿半島・大潟(秋田県)など、20ヶ所が選ばれています。
 
 同委員会は24日、八峰町の「八峰白神」と湯沢市の「ゆざわ」を含む全国の5地域について、新たに認定しました。これで県内の認定地域は3ヶ所となり、都道府県では北海道とともに国内最多となっています。

 八峰町では2010年から、湯沢市では昨年からそれぞれ「ジオパーク推進協議会」を結成し、認定に向けた活動をしてきました。「八峰白神」地域では特異な岩石が残る沿岸部や白神山地の隆起によってできた段丘など、見どころとして19ヶ所を設定(今後はさらに10ヶ所以上を加える予定)。「ゆざわ」地域では地熱・水・鉱山の3つがテーマで、川原毛地獄や力水、小安峡大噴湯、院内銀山跡地などを網羅する16のエリアで、見どころは計153ヶ所が設定されています。

 両地域は男鹿半島・大潟地域と同様に、今後は世界ジオパーク認定を目指して活動を強化することにしています。

by shouichiro_sato | 2012-09-25 23:35 | 秋田県 | Comments(0)  

<< 自民党総裁選 輿石幹事長 >>