離党
2011年 12月 29日
こうしたことを見るたびに、党の所属議員が自己の主張をするのは自由なことですが、政党を選択する比例で選ばれた議員が、政党を離れてもそのまま国会議員で在籍できることに、違和感を覚えました。
比例で選ばれた議員が離党しても議員でいられる法的な根拠とは何なのか。一度バッチをつけてしまうと、外すことは難しいんですネ。これでは80人の定数削減をマニフェストに書いた民主党でも、実現する気概があるのか疑問です。
ただし、秋田県選出の民主党国会議員にはマニフェストになかった「TPP」と「消費税増税」に反対する議員はいますが、離党を決断している議員はいません。
もっとも、こうした党内のゴタゴタで民主への支持率はさらに下落していくことでしょう。かつて自民党を批判してきた民主党ですが、今日の政治と政治家への信頼・期待を失った責任は大きいといわざるを得ません。
民主党は今夜も、党代表の野田佳彦首相も出席して、消費税増税の議論を続けています。
by shouichiro_sato | 2011-12-29 21:56 | 国政・時事 | Comments(0)