人気ブログランキング | 話題のタグを見る

見直し?

 民主、自民、公明の3党による協議が難航しています。8月の特例公債法成立に当って3党合意で結んだ「子ども手当」と「農家戸別所得補償制度」の見直しも物別れに終わり、来年度予算案には反映されそうにありません。

 例えば民主党が示した「子ども手当」の見直し案では、(不支給となる)年収960万円を超える所得制限の対象世帯に月5000円を給付することや、名称を「子どものための手当」にするとのこと。従来の児童手当に戻して所得制限を設けるという、今までの議論が全く活かされていない提案であり、とても自民、公明の2党が納得できるものではありませんでした。

 このままでは衆院で予算案が可決されても、参院で関連法案が否決されるという、今年の夏と同じような国会運営になりかねません。

 民主党には財源の確保ができなかったマニフェストには拘らず、名称を守るメンツも捨てて、今やるべき政策を着実に実行してもらいたいと期待していますが、懸案事項については党内の意見がバラバラのようで、先行きが不安です。

by shouichiro_sato | 2011-12-15 20:13 | 国政・時事 | Comments(0)  

<< 近所つきあい 空き家条例 >>