30日に総辞職
2011年 08月 23日
また、菅首相はきょうの参院財政金融委員会で「首相を辞する決意をしたのは、何か間違ったことをやったから責任をとるということではありません」と、自身の政権運営の正当性を強調。「失政」によって退陣に追い込まれたわけではなく、「党内に向けての約束を果たすことが政治家のケジメだと思った」と語っています。
何はともあれ、これで民主党の代表を選ぶ選挙が27日に告示され、29日に国会議員による投票を実施。30日には首班指名があり、新内閣が発足するスケジュールになりそうです。代表選挙にはすでに野田財務相や馬淵前国土交通相らが立候補の意思を示していますが、今夜、前原前外務相も出馬を表明。早くも党内では多数派工作や駆け引きが始まっています。
ところで、秋田県の佐竹知事は昨日の記者会見で「大きな問題に腰を据えて取り組める人に首相になってもらいたい」として、「国民的な共感を得られることから、前原誠司氏がふさわしい」と述べたとか。民主党への支持率が(政権交代後)最低となっているなかで、民主党の支持者でもない佐竹氏には「おせっかいな発言」でした。
by shouichiro_sato | 2011-08-23 23:38 | 国政・時事 | Comments(0)