谷垣副総理?
2011年 03月 19日
戦後最大規模の自然災害が発生し、与野党が一致協力して復旧と復興に対処する必要はあるものの、だからと言って「大連立」を提案とは、無理なことでしょう。巨大地震の発生以降、政府が被災者の救出と支援、国民生活の安定のために全力で取り組めるよう、国会は休戦状態でした。しかし、「国家的な危機に責任を分担していただけないか」と申し入れるとは、ビックリしました。
民主党では震災の規模が広範に及んでいることや、福島県にある東京電力の原子力発電所の事故の影響が広がっていることを受け、内閣法を改正して閣僚定数を3人増やすことを野党に提案していますが、対応が後手後手になっている感じは否めません。
正確な情報管理をすることは当然としても、各閣僚がしっかりと危機管理に当っているのか。首相官邸だけが騒然としているようで、心配です。
ここは、思いつきのパフォーマンスではなく、与野党の政治家の力を結集してください。そのためには経験豊富な自民党など、野党の意見を取り入れることも必要でしょう。大規模な震災の発生で崖っぷちだった菅政権の「解散・総選挙」は先送りされるでしょうから、この国難を乗り切る方策を最優先にして取り組んでください。
by shouichiro_sato | 2011-03-19 22:49 | 国政・時事 | Comments(0)