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中国雑感

 天津市と唐山市を初めて訪問しましたが、環渤海湾地域の開発計画とめざましい発展に驚嘆した4日間でした。、中国は広大な面積を持つ国であり、沿岸部と内陸部では産業も経済状況も全く違うとしても、5年前に訪ねた時と比べると、大きく変貌していました。

 特に今回感じたことは・・・

 ① 高速道路の整備が急速に進んでいること。3~4車線の高速道路があちらこちらに完成しており、都市部は高架橋が縦横無尽、郊外では先が見えないほど数十キロの直線道路、その沿道には幅30m余に花と樹木が植えられ、目を見張るばかり。普通車の最高制限速度は120㌔でした。

 ② 市内は建設ラッシュで、近代的なデザインの高層ビルやアパートの建設工事が目白押し。「一年経てば街の様子が変わっている」という状況です。これほどの公共事業と民間投資の財源はどこから捻出?されているのでしょう。

 ③ カラフルな服装で闊歩する女性たちもいれば、上半身裸でゴム草履をはいて作業をする男性もいた天津の街の中。きれいな公園が造られていても、ゴミも散らかり土ぼこりが舞う街の中。近代的なビルの陰では昔に見た人々の暮らしが存在するなど、なにもかもが「混在」している状況で、あらゆる面での「格差」も感じました。

 ④ 役所や企業で会った関係者には若い人(印象です)が多く、自信たっぷりに説明する積極的な姿勢に引き込まれました。飛行機や新幹線の中、街、デパート等々、目につくのは若い人ばかりで、高齢者の姿があまり見えません。特に男性は髪を短くしている風貌や体格から若く見えるのか?。年輩の人が目立つ日本とはチョッと違っていました。

 ⑤ 携帯電話とインターネットに国境はなく、リアルタイムで情報交換が可能。ホテルの部屋で日本から持参したノートパソコンに向かっていると、外国にいる感覚が全くありません。便利な社会になっているものですネ。 

by shouichiro_sato | 2010-08-15 23:12 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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