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小川社長

 羽後町のふれあい商店会(会長・泉寛さん)が主催する情報交換会が開かれ、横手市にある十文字道の駅「まめでらがー」の運営会社(指定管理者)、㈱十文字リーデングカンパニー社長・小川健吉さんの講演がありました。

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  (写真・会社のユニホームで講演する小川社長。会場は五輪坂温泉「としとらんど」)

 小川さんは横手市に合併する前の元十文字町長。在任中から「地域の発信拠点」が必要だと、道の駅構想を進め、2007年9月の開業に合わせてその意気込みに賛同した有志が出資し、株式会社を設立。3年目の今年は、すでに産直部門の販売実績で2億円を超えるなど、県内でもトップクラスの成果を挙げています。

 道の駅は国土交通省、関連施設は農林水産省の補助事業で整備されましたが、小川さんが拘ったのは施設の一体化。とかく省庁が違えば、それぞれが独立した建物になってしまうところを粘り強く交渉し、施設の中心に交流ホールとトイレがあり、その両サイドに産直コーナーと飲食コーナーを配置しています。結果、トイレ休憩などの利用者がそのままお客さんになり、さらにリピーターとなってファンが拡がっています。

 成功の秘訣は、社員の「人材育成」と生産者との「信頼関係」、そして「出前産直」。「横手市のみならず、秋田を売っていく」と話す小川さんに、引き込まれてしまったひと時でした。

by shouichiro_sato | 2009-12-07 23:16 | 産業振興 | Comments(0)  

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