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山形新幹線

 先週末、福島県のJR新白河駅前にあるホテルで東北ホッケー協会の21年度総会が開かれ、久しぶりに山形新幹線「つばさ」を利用して出席してきました。

山形新幹線_f0081443_23164478.jpg 毎度のことながら、始発の新庄駅を始め、各駅のホームは旅への誘いを感じさせる雰囲気が漂っています。その上、車輌も新しくなっていて、シートの乗り心地は最高。各座席の脇にはパソコンなどに使える電源(AC100V・2A)のコンセントまで備わっていました。 (写真・2両ある「つばさ」号自由席、電源は各座席の窓の下にあります)
 
 この車輌は昨年12月から今年の夏にかけて順次投入されているもので、デッキには防犯カメラが設置されているほか、車内は除菌イオンによる空気清浄機、大型フルカラーの車内案内表示器。座席のテーブルはA4サイズのノートパソコンが置けるスペースになっていました。自由席のシートピッチも従来の910mmから980mmに拡大しており、ゆっくりした感じです。

 日々進化する状況に接して、改めて山形新幹線の大曲までの延伸を実現しなければならないと思いました。かつて湯沢市や雄勝郡の町村は、山形駅から新庄駅までの延伸運動に積極的にかかわり、一緒に実現を喜び合ったものでした。事実、山形県北部の交流人口は増加し、山形県を元気にしています。

 しかしながら、その運動も当該地域の範囲にとどまり、寺田前知事が「本当に財政負担ができるのか」と、意欲を示さなかったことから県政の重要課題にならず、前進していません。秋田新幹線が旧田沢湖線を利用してからというもの、大曲以南の鉄道事情は低迷するばかり。いま一度、山形新幹線との連携に関心を持ってもらいたいものです。

by shouichiro_sato | 2009-05-25 23:24 | 社会・話題 | Comments(0)  

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